そういえば、任地に来てから気づいたこと。
それは、あいさつにやたら長いこと時間がかかるということ。
ホストファーザーと道を歩いていると、
やたらいろんな人が立ち止まり、ていねいにことばを交わしていく。
これじゃ、全然前進めないじゃん…と、正直思っていました。
そんなあいさつの真相も、Ewe語を習って、少し分かった気がします。
何と言っているかというと…
甲:元気ですか?
乙:元気ですよ。
甲:子どもたちは?
乙:元気です。
甲:アイザックは?
乙:もちろん、元気ですよ。
甲:ベネはどう?
乙:ええ、おかげさまで。
じゃあ、今度は私の番。
お宅のマックは?
甲:ええ、元気ですよ。
(以下略)
…とまぁ、こんな感じでお互いの家族のメンバーを一人一人確認していたのですね。
病気が多かったガーナ。
マラリア罹患率は今もなお世界トップ(ワースト)クラスです。
なので、立ち止ってはお互いの健康を本気で気づかっているのだそうな。
へぇ~!なんだか、いい話だな!
「気づかう」かぁ。
これぞ、あいさつの原点かもしれません。
しかし、ふと疑問。
問①:
「ボクの場合、まだその人の家族を知らないのですが…?」
先生の答え:
「適当に曜日のニックネームを言いましょう。そのうち当たります。」
問②:
「そのニックネームが当たっていない場合、失礼にあたるとかは…?」
先生の答え:
「だれもそんなこと気にしませんよ。まぁみんな大家族ですから、だれかに当たるでしょ。」
問③:
「いつあいさつを終えればいいのですか?」
先生の答え:
「うーん、適当ですね(笑)」
よっしゃ!このいい加減さもいい感じ!
覚えが悪くても、Small Smallでいこう。
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