今学期最後のINSETにお呼ばれされた学校です。
ここでもCD分光器を作ってきました。
「前例にとらわれるな」とも言いますが、前例は往々にして味方もしてくれるものです。
日取りや内容を前もっていっしょに校長先生と検討できたし、
近隣の学校をサーキットスーパーバイザーを通して招待してもらいました。
キャピテーショングラントという助成金もきちんと使ってもらえました。
今回はカウンターパートのビクターさんにも来てもらいました。
写真もたくさん撮ってもらいました。今までの経緯も校長先生に話してもらいました。
ワークショップの最後のあいさつもしてもらいました。
ビクターさんは困ったことがあれば朝でも夜でも駆けつけてくれるし、
日本にも行ったことがあるのでこちらの考えることをよく理解してくれるし、
これまでの活動ではずいぶんと助けてもらってきました。
自分がいなくたってアカチ郡の学校たちは今日も回っていくことは分かっているつもりだけど、
それならそれで、できるだけ多く巡回しながら多くの子どもたちと先生に出会って、
アカチががんばろうとしているINSETに少しでも歯車になろう。
帰国のチケットがぼんやりと見えてきた頃に、
ようやく自分のやりたいことが躊躇なく言葉にできている気がします。
「オレを上手に使ってくれ」が最近のキーワード。
ビクターさんをはじめ、何人かのキーパーソンに対して
「日本人ボランティア、こんな使い方もできますよ」というのを具体的に示していくことが
自分の活動のまとめ方になるのかなと思います。
授業の内容はどうしようか、INSETって何だ、
どうしたら喜んでくれるんだ、どんな場面で「お前が必要だ」って言わせてやりたいんだ。
そんなことをあれこれ考えながらジタバタ飛んでみようとしてきました。
どれだけ飛べているのかは分かりませんが、1年9ヶ月の終わりは必ず来るのだから
ニワトリくらいのジャンプだとしても、自分なりにきちんと着地しないとなと思えてきました。