そして、ガーナの英語は、私たちが日本で習ってきた英語とはちょっと様相が違うようなのです。
私の英語力がまだまだ低いということもあるのですが、
相手が何を言っているのか、サッパリ分からない場面があります。
で、書いてもらったりジェスチャーをしてもらったりして、
「あ、そういうことね!」とようやく理解に至るというケースがすでに多発しております。
というわけで、「イギリス英語+各地の現地語の影響」から生み出される
「ガーナ英語」を定期的に研究していくことにします。
会の名称は「ガーナ英語研究会」、
略して「ガ英研」であります。
本日第1回定例会のテーマは「発音」です。
★「sk」の発音
skを含む単語は、たくさんあると思います。
ask、disk、mask…。
skはなぜか、「ks」と発音されます。
もうこれは首都の人も、ボルタ州の人も例外なし。
ちゃんと(?)「sk」と発音するのは、
国営テレビのニュースキャスターくらい。
というわけでaskは「アックス」、
desk topは「デクストップ」となります。
うーん…。
★「th」の発音
日本人を悩ませる発音のひとつ、「th」。
舌を歯から見せ、引く時の摩擦音で…と
ずいぶん練習した記憶がありますが、
ガーナ人はそんな細かいことはお構いなし。
にごらない「th」は、すべて「t」の発音で代用してます。
Thursdayは「ターズデイ」、
I thinkは「アイ・ティンク」で、
thirty thousandは「ターティ・タウザン」です。
ジャパニーズ・イングリッシュのプライドをもって
10年近くがんばって練習したthの発音で押し通してみても、
「ん?」という感じで、ぜーんぜん伝わりません。
最近は自分も「ターズデイ」なんて言ったりします。
リスニングで今でも慣れないのが、thirtyです。
どうしてもtwentyとthirtyの区別がつかない。
トロトロに乗ってお金を払う時、
強烈なごう音の中でメイツの兄ちゃんが手を出して
「トワァティ~」なんて言うと、料金が20なのか30なのか本当に分からない。
しかもギュウギュウ詰めの中での会話なので、指で数字を出すのにも一苦労。
うーん…。
0 件のコメント:
コメントを投稿