梅の香に包まれる弥生の月、大盛り味噌汁生卵に涙する日々です。
2年離れると日本の生活ぶりも忘れてしまったかなと思ったのですが、
やっぱり自分は日本人、あっという間に戻りました。
ガーナを離れる時には、本当にたくさんの人たちに「またね」と言ってもらいました。
ガーナ人がそうしてくれたように、自分もなるべく明るい「またね」が
できるように練習してきたつもりでした。
一人ぽつりと飛行機を待っていたオランダ行きの3番ゲート。
もう戻らないと分かった途端、センチメンタルな気持ちにも若干なりましたが、
この2年は自分にはもったいないほどいい時間だったと素直に思い返せたし
日本で気にしてくれていた人たちに早く会いたいという気持ちも大きかったので、
アクラの夜景にも明るく「またね」と言えました。
地元に戻っても、ふとした瞬間にガーナのそれと心の中で比べてしまう自分がいるので、
まだまだふわふわしている部分もあるんじゃないかと思います。
この2年の経験を早く消化して自分の筋肉にしたいと願っているので、
あえてガーナもうええがなと言ってみます。
ガーナに行ってたからできなかったことは手を伸ばして追いつきたいですが、
あまり背伸びはせず、自分らしく今日からまたがんばりたいと思います。
アカチの人たち、いつかまた会えるようにお互い元気に生きましょう。
日本にいる方々、少しずつ会いに行きたいので待っててください。
まだガーナでがんばっている日本人のみんな、味噌カツと待ってるからいつでも来てね。
そして、このブログを読んでくれていたあなた。
読んでくれているという事実が大きな支えになりました。
このブログ、自分にとっても考えるきっかけをくれたり、
頭の整理をしてくれたりと、思わぬ効用をもたらしてくれました。
ブログを通していっしょにガーナを楽しんでいただいたのなら、この上ない喜びです。
今回でこのブログはおしまいとします。
ご愛読ありがとうございました。
皆さん体には気をつけてください、自分も気をつけます。