まずは、プレテストの結果をいっしょに見て診断。
こういう感じでやっていこうねと目標や指導計画を共有します。
指導の手立ての基本的な部分はこちらが提案します。
用意する教材は「すでにあるもの」や「身近に手に入るものでシンプルに」をモットーにします。
ガーナ人先生には毎日少しの時間でよいので指導を継続することを約束します。
どんな具合に指導しているか様子をほぼ週1で見に行きます。その際、
①その教材の使用方法について、新しいアイディアを思いついたら教えてね
②新しい手立てを定期的に用意するから、使ってみてね
③その教材の使用例をデモンストレーションするから、見てね
④教材の使い勝手、教えてね
⑤何より子どもたちがどのくらいできているか、見させてね
そんな会話をしています。
さて、先日2つの学校へ様子を見に行きました。
最初に用意して渡した教材は「九九表ポスター」。前任者が作成して郡内に配布したものです。
それぞれの子どもたちの数を考慮した枚数を改めて渡しました。
もらってあざっす!でおしまいにせず、どのように活用していくべきか。
これをガーナ人の先生に考えてもらいたいなと思いました。
まずはアカチの中心部の小学校。教育実習生は今日もがんばっています。
おっ、壁に貼ってありますね。掲示物としての利用というアイディアです。
で、実習生は「九九とは何たるか」という説明を熱心にします。
子どもたちは、九九ポスターを見ながら、その説明を聞きます。
「九九とはこういう定義である、分かったな。じゃ、次の問題を解きなさい。」
うーん、ガーナ人先生、特に熱心な先生にありがちなパターンです。
自分の知識をいかにしゃべくり倒すか。
先生が汗をかき、子どもたちが黙っている。私の日本での授業を見ているようで胸が痛いです。
というわけで、
① 定義を覚えるよりも、九九を覚えさせたい
② 九九を覚えさせるための活動を確保したい
③ しかも、できれば子どもたちがその気になる、活動量の多いものがいい
そんなことが話し合いの着地点になって、自分も少し授業をして別れました。
さて、もう1つの学校はどうかなぁとバイクを走らせたところ…
はい、今日はここまで。また明日っ!
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