「ガラスビーズ顕微鏡…?」という健全なご質問をいただきましたので、書きます。
【準備】
●ペットボトル、そのフタ
●ガラスビーズ
●セロテープ
●穴を開ける何か(コンパスの針など)
●玉ねぎなど、顕微鏡で観察したいもの
① ペットボトルのフタ中央に穴を開けます。
この穴が大きすぎるとうまくいきません。「コンパスの針で一撃」がひとつの目安。
フタの内側からブスっといくと、その後ガラスビーズが乗っかりやすいです。
② 穴にガラスビーズを乗せ、セロテープで固定します。
あ、もしもペットボトルの内側にパッキンなどがある場合は切り取っておくとよいでしょう。
日本製のペットボトルはそうしなくてもうまくいくようですが、
ガーナのVoltic(そういう水が売ってるんすよ)は、そうしないと後々ピントが合いません。
③ 今度はプレパラート作り。
玉ねぎの表皮細胞なんか、格好の試料になります。
私たちはカミソリの刃で玉ねぎの内側をサクッと切りこんでは、
紫色の表皮をペローンと剥ぎとって、(任地の玉ねぎ、紫色なんですねー)
セロテープで両面をふさぎ、そのままペットボトルの口に張りつけました。
これでおしまい。
後はフタを装着し、フタの締め具合でピントを調整します。
うまくピントを合わせれば核まで見えますよ。
作った試料も数日はもちます。
かつて化学で赤点を取った120%文系人間からの説明は以上です。
追加の情報は、良心的な読者の方がコメントを残してくれると期待します。
このサイトも参照してみてください。
「ペットボトルとガラス玉で顕微鏡を作ろう」(小浜市理科教育推進委員会)
4 件のコメント:
ごぶさたです。
ガーナというかjunさんの任地でガラスビーズって手に入りますか?フィリピンでは極めて難しいです(T_T)
としさん!
鋭いっ!さすがとしさん。
この教材に耐えうるガラスビーズ、ガーナでも入手困難です。
教員養成校の「わくわくさん」がキロ単位で日本製のガラスビーズを持っていたのでできた実践。
水滴を利用した顕微鏡もあるそうですね、しかしここからはキャパ越えっす。
お互い巡回がんばりましょうね。200はすごいよ…。
おじゃまします。
Junさんと同任地の「わくわくさん」ことIです。
水レンズ顕微鏡については以下のページをご参照ください。
以前シニアボランティアとしてガーナにいらした(現マレーシア短期シニアボランティア)方が作成したページです。
http://zamcopter.web.fc2.com/experiment/practical.htm
ページの作者は大変多くの教材を作成され、僕の活動の中でもそれらを相当活用させていただいています。
なおビデオは重いのでどこかでブロードバンドアクセスができるなら試してください、とのことです。
ご参考まで。
ごめんなさい。URLが途中で切れてしまいました。
http://zamcopter.web.fc2.com/
experiment/practical.htm
です。
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