2010年10月12日火曜日

ガ英研(6)

前任の人が住んでいた家へ、JICAは引き続き後任の私を住ませる予定でいたようです。

ということで、その大家に私の2年分の家賃をJICAが一括前払いしてくれたんです。


ところが、その家で盗難事件が起こった。


これに教育事務所(GES)スタッフが心配してくれ、すぐに別の家を探してくれました。

それが、現在私が住んでいる警察の署長さんのお宅ということです。

警察の署長さんには、GESが予算を工面して私の家賃を払ってくれています。


こういう準備は、全部自分が来る前に行われていたこと。

今こうして何も心配することなく暮らせるのは大変ありがたいことです。



さあ、ここまでお読みになってお分かりでしょうか。


そうです、「あれ、前の家に払った家賃はどこへ?」ということなんです。

ということで、前の大家に家賃を返してもらわねばなりません。

ところが、前の大家が「それはできない」と怒り出し、だいぶ問題になりました。


JICAが動く前にGES、大家と連絡を取ることになった自分。

お金のことはよく分からないし、うーん…。


それでも話を聞いてみると、それぞれの言い分が違っていることに気付きました。


JICAが払った2年分をGESは取り返してくれていると思った、とJICA。

JICAが前払いした事実なんてそもそも知らない、とGES。

俺はしばらくクウェートで働いて今は首都で過ごしているから、

家にKofiが住んでいないなんて知らなかった。

勝手に家を変えたのは失礼だ、だから金は返せない、と大家。


これは厄介だということで、当事者すべてアカチに集合してもらい、直接話してもらいました。


結局、「Kofiがいないなんて知らなかった、金は返せない」という怒りの手紙を逆手に取り、

その手紙を書いた時点では、家にだれも住んでいないという事実は知っているのだから、

手紙の日付からさかのぼって1年と10カ月分の家賃を返還する契約をしました。


なんとかWIN-WINの状態なので(なのか?)、ひと安心です。



ガ英研の皆さん、前置きが長くなりました。この件での教訓です。


それは、「分かるまで何度も何度も聞くこと」。


不動産にまつわる語彙や、契約に関する会話は難解でありました。

でも、ここで適当に「リョーカイ!」って言ってしまうと余計に話がこじれてしまいます。



この件で多用した表現ランキング!

3位:What we are discussing is that ... / To sum up, ...

2位:Let me check, you mean ..., right?

1位:Pardon? / Could you say it again?



もう、何万回Pardon?を繰り返したことか。

英検ならPardon?の多用により、かなり減点されているんじゃないかと思います。


でも、実際の生活では意味が分かるまで聞き続けたり、

理解したことを確認したりが大事だと痛感しました。


2年後の英語の授業では、こういう姿勢なんかも伝えられたらなぁ。

何度聞いても怒らないガーナ人も立派です。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

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