2010年12月2日木曜日

5年生理科「光」の授業

ガーナでは5年生の理科で「光」を勉強します。

でも、「反射」とか「虹ができるシステム」なんかが出てきて、先生泣かせの単元のよう。

ペリスコープ(潜望鏡)やプリズムを使おうとも書いてありますが、

そんなの簡単に手に入るわけじゃありません。


というわけで、どうしても「光とは…」「虹とは…」という定義を黒板に書いて、

それをひたすら写させる授業が展開されがちです。

そんな中、「KOFIに光の授業をやってほしい」というリクエストをいただきました。


承知いたしました。チャキチャキの文系ですが、がんばります。

というわけで、どうやって事象を具体的に見せて実感させようか、模索中です。


ちなみに4年生で「エネルギー」を勉強しているのですが、

光もエネルギーのひとつということがどうも定着していない様子。


そこで、授業の導入として、虫めがねで太陽光を集めて紙を燃やしてみました。

「まじで?」「できっこねぇぞ」という反応の中、



ジリジリと煙をあげる紙を見た子どもたちは「ウオー!」と大歓声。



やっぱり、今さらながら「実際に見せる」って大事なことだなと、こちらこそ勉強に。

先生が「まじでか??」と驚いていたことには、一番驚きましたが…。


これを読んでくれてる協力隊の仲間たち、

そして2学期末で忙しい中、職員室のパソコンから現実逃避に来てくれた先生方、

皆さんどうやって授業してますか?ぜひご指導のほどを。

0 件のコメント: