日頃の行いがよいのか、私たちのあきらめが悪かっただけなのか。
前回の悪夢がウソみたいにすんなりと行けました、近くて遠いアヴァダクパ。
ニワトリをまるごと使ったガーナ料理「ジャンプレ」、リベンジ編です。
さっそくまさと君と彼の同僚ドギーがニワトリをさばきます。
生きてるニワトリをひょいひょいさばいていく2人の姿は、代表的ガーナ人です。
ちなみにこのドギー、手際よく料理をしながら日本語を連発します。
「かみの毛がぁ、あっつーい」
「ヤギ買いたい、いくらぁー?」
「マーボードーフゥー」「ホイコーロォー」
「ちょーすっごぉーい よっぱらーい」
(以上、すべてクレヨンしんちゃん風に発音してみてください)
彼あるいは彼の前任は普段いったい何を会話しているんだと気になります。
そのぐらいおもしろい人間が選ばれて派遣される町、それがアヴェダクパです。
さて、ニワトリをさばいたらそれを余すことなくじっくり煮込みます。
唐辛子(ペペと呼びます)をすりつぶして、トマトや玉ねぎ、オクラも用意して、
煮込んだニワトリを合わせると、じゃーん!
こんなにおいしそうなスープの完成です。
ジャンプレは基本的にバンクーというガーナ料理と似ています。
主にメイズの粉を熱湯に溶かしながらオラオラと練ったものを主食に使いますが、
ジャンプレは鶏のだしがたっぷり出たスープで練るのです。これは絶対にウマいっしょ。
はい、完成です!
手前に盛られた主食を、奥に見えるスープにつけながらいただきましょう!
今更ですが、ガーナの料理はこうして一皿をみんなで囲んで、右手を使いながら食べます。
鶏のだしやらなんやらで、複雑な味の絡み合いが醸し出すジャンプレの美味さ。
余計な小細工はせず、鶏って野菜ってこんなに美味いんだと思わせるスープ。
ペペがガツンと辛いのですが、それがまた心地よくもあります。
いやぁ、これは文句なしでガーナ料理ナンバーワンの味だと思います!
朝はポリッチ、昼はライス、夜は美味しんぼを読みながら妄想ごちそうという
ガーナ隊らしからぬ生活を送っている私でも、これには感動しました。
「ガーナのご飯、実はちょっと…」というあなたも、これならきっとペロっていくよ!
なかなかありつけないごちそうを作ってくれたドギーと、
懲りずに誘ってくれたまさと氏に感謝です。
現地語をしゃべって笑う、ガーナ食を美味そうに食べる、食ったら寝る。
アヴェダクパの町中みんなが知っている彼は、協力隊の鏡のような男です。
【完全身内ネタのおまけコーナー】
トーゴの国境沿いにあるアヴェダクパは、売っている物もトーゴから来てるっぽいです。
アイスもほら、普段お目にかかれないパッケージ!
4 件のコメント:
そんなん聞いたことねぇぞ、哲平からも。
アフラオからトーゴへの越境には
ちゃんとイミグレあるの?
見てきて。
ジャンペレまぢうまかったね~っ♪
てか、ホントだよね?なんで哲平教えてくんなかったんだろー?? きっと食べてるよね!?
また遊ぼーっ☆★
すーさん!
哲平ちゃんは帰国のトロトロに「一番好きなガーナ料理」で書いてあったよ。
すーさんの一番はたしか…
アフラオのイミグレは強硬なディフェンスを敷いてあります。今度ゲートの写真撮れればいいなと。
匿名さん!
ほんと、激うまかったね~っ♪
まぢまた遊ぼーっ☆★
…以上、ギャルチックに書いてみました。
茶色のバンクー新しいね!
そして、まさと氏の豪快さは、相変わらず見ていて気持ちが良いわ!
今新幹線だけど、これ読むと不思議とガーナも近く感じるね。
あっ言い過ぎた(笑)
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