「ガーナの歩き方」、第2回目は山登りのお話です。
ガーナ最高峰であるアファジャト山は、我がアカチ郡が属するボルタ州にあります。
トーゴとの国境沿いに位置するその山、高さは885m。
「え、てか低くね?」と思われた方、そうでしょう。私もそう思いました。
しかし、何事も警戒不足・準備不足・体力不足で臨んでしまう私にはキツいものでした。
かれこれ違うメンバーで二回チャレンジしたので、両方の写真を使って紹介します。
とりあえず、一番左のガーナ人ガイドがサンダルであるということ、覚えておいてください。
出発です。「行きはよいよい…」とはまさにこのことか。
「最初からとばしちゃダメだ」という現役登山部顧問からの忠告も右から左で、
一度目のスタート時に意気揚々とスキップしていた自分は愚かでありました。
これは二度目の写真。すでにこの山の恐ろしさを知っている私は、
「ダメだ、若い子といっしょになってはしゃいじゃダメだ」と言い聞かせていたのですが…
何をしたって、ダメなものはダメでした(泣)
なにせ斜面がものすごく急でして、踏み出す一歩が本当にキツいのです。
山頂までムダな道は通らない、余計なお世話な男気があふれる一本道。
885mなのに、やけにファイトーいっぱーつ!感が満載なのは、こうした理由からであります。
ひーこらひーこらでやっとこさたどり着いた頂上は、二回ともすがすがしいものでありました。
くもっていたって、その霞みが神秘的に思え、
晴れていると、この世界を征服したような景色に感動し、
(おっと、はるちゃんとツーショット!)
そして、眼前に広がる山々が「あれ、この山より高くね?」との疑問を抱かせます。
そうです、すぐ向こうはもうトーゴであり、どれも900m台の山ばかりです。
ガーナで一番高い山はあまりにもあっさりと負けを認める、お人好しな山でもあります。
気を抜けば落ちてしまいそうな下り道。その急勾配ぶりが伝わるでしょうか。
ボディバランスが究極的に悪い私は、何度も滑って尻もちをつきました。
たとえ見た目がそんなに高くなくても、たとえガイドがサンダルでも、
あくまでもガーナで一番の山ですから、
敬意をもって細心の注意を払って臨むことをおすすめします。
「ボランティアでガーナに来てます」と言えば、ひとり4.5ガーナセディ。300円しないですね。
どうです、ちょっと登ってみたくなったでしょ?
3 件のコメント:
3枚目の写真は違うだろ?
久しぶりにコメント*
山登り楽しいよね♪
急で登るの大変そうだけど、頂上気持ちよさそう(^^)
私もこの夏、モロッコ最高峰にチャレンジしたよ☆
すーさん!
いやいや、そうっすよ。
今度はぜひ相撲見てくださいね。日本の心。
ちなみに私、中3の秋は臨時で相撲部所属でした。
さっちゃん!
モロッコライフ、楽しんでるねぇ。
こっちは登山もマラソンもしたけど、体はかなり悲鳴をあげてました。
高ければ高い壁の方が、登った時筋肉痛がひどいもんなー♪
あと半年、先に愛知で待ってるから!
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