2011年10月13日木曜日

ガーナで一番高い山を制覇せよ



「ガーナの歩き方」、第2回目は山登りのお話です。


ガーナ最高峰であるアファジャト山は、我がアカチ郡が属するボルタ州にあります。

トーゴとの国境沿いに位置するその山、高さは885m。



「え、てか低くね?」と思われた方、そうでしょう。私もそう思いました。

しかし、何事も警戒不足・準備不足・体力不足で臨んでしまう私にはキツいものでした。


かれこれ違うメンバーで二回チャレンジしたので、両方の写真を使って紹介します。

とりあえず、一番左のガーナ人ガイドがサンダルであるということ、覚えておいてください。



出発です。「行きはよいよい…」とはまさにこのことか。

「最初からとばしちゃダメだ」という現役登山部顧問からの忠告も右から左で、

一度目のスタート時に意気揚々とスキップしていた自分は愚かでありました。



これは二度目の写真。すでにこの山の恐ろしさを知っている私は、

「ダメだ、若い子といっしょになってはしゃいじゃダメだ」と言い聞かせていたのですが…



何をしたって、ダメなものはダメでした(泣)

なにせ斜面がものすごく急でして、踏み出す一歩が本当にキツいのです。

山頂までムダな道は通らない、余計なお世話な男気があふれる一本道。

885mなのに、やけにファイトーいっぱーつ!感が満載なのは、こうした理由からであります。



ひーこらひーこらでやっとこさたどり着いた頂上は、二回ともすがすがしいものでありました。

くもっていたって、その霞みが神秘的に思え、



晴れていると、この世界を征服したような景色に感動し、

(おっと、はるちゃんとツーショット!)



そして、眼前に広がる山々が「あれ、この山より高くね?」との疑問を抱かせます。

そうです、すぐ向こうはもうトーゴであり、どれも900m台の山ばかりです。

ガーナで一番高い山はあまりにもあっさりと負けを認める、お人好しな山でもあります。



気を抜けば落ちてしまいそうな下り道。その急勾配ぶりが伝わるでしょうか。

ボディバランスが究極的に悪い私は、何度も滑って尻もちをつきました。



たとえ見た目がそんなに高くなくても、たとえガイドがサンダルでも、

あくまでもガーナで一番の山ですから、

敬意をもって細心の注意を払って臨むことをおすすめします。


「ボランティアでガーナに来てます」と言えば、ひとり4.5ガーナセディ。300円しないですね。

どうです、ちょっと登ってみたくなったでしょ?

3 件のコメント:

SPAM lite さんのコメント...

3枚目の写真は違うだろ?

さち さんのコメント...

久しぶりにコメント*
山登り楽しいよね♪
急で登るの大変そうだけど、頂上気持ちよさそう(^^)
私もこの夏、モロッコ最高峰にチャレンジしたよ☆

Kofi Jun さんのコメント...

すーさん!
いやいや、そうっすよ。
今度はぜひ相撲見てくださいね。日本の心。
ちなみに私、中3の秋は臨時で相撲部所属でした。

さっちゃん!
モロッコライフ、楽しんでるねぇ。
こっちは登山もマラソンもしたけど、体はかなり悲鳴をあげてました。
高ければ高い壁の方が、登った時筋肉痛がひどいもんなー♪
あと半年、先に愛知で待ってるから!