2010年11月20日土曜日

駄菓子屋探検

そういえば、先日書いた「食べる石」を売ってるお店には、

ずいぶんと久しぶりに立ち寄ったものでした。



ここの品ぞろえはなかなかのものです。

以下は、ガーナ仲間への見せびらかしも入ってますのであしからず(笑)


はい、まずは醤油。中国製のあやしい雰囲気満載だけど、醤油です。



バニラエッセンス!生まれてから一度も使ったことのないバニラエッセンス!



あめちゃんもたくさん!



そして、奥の方に見えるのはカラフルなチョコレート!ナッツ入りです。



そういえば、ガーナに来てから何度か聞かれています。

「ガーナでチョコレートは食べられるのか?」


ロッテのガーナチョコをイメージする人は、ガーナがチョコ大国だと思っているでしょうか。

フェアトレードに興味がある人は、ガーナにチョコはあっても庶民の味ではないと考えてるかも。


チョコはとても高価で、チョコの味を知らない子どもたちがたくさんいると

80年代の協力隊の手記にはたしかに書いてありました。

しかし、時は流れて21世紀。

住んでいる感覚からすれば、先ほどのような表現はいまいちピンと来ないのです。


こういうことに私見を挟むのは危険なので、何人かの隊員に確認を取りました。

そして、今日の時点での意見を思い切って断言したいと思います。


「ガーナでもチョコは食べられる。しかも安価で。」


たとえば先ほどのカラフルなナッツチョコ、1個10ペセワです。

ピュアウォーター500mlで5ペセワ、オレンジ1個20ペセワの中、

べらぼうに高いとは感じません。子どもたちも普通に食べてるし。



でも、カカオ農園の子たちはどうなんだろう。

本当にチョコ食べられないのかな。

不当な条件で働いているのかな。

学校に行けてないのかな。

近いうち、休みができたら訪れたいと思います。


「アフリカ」って聞くと、どうしても「貧困」などのイメージがつきまといやすいです。

恥ずかしながら、少なくとも自分がそうでした。

でも今は「アフリカも日本も、ちゃんと人が住んでる場所だぞー!」って叫びたくなります。

「カカオの今」も、もしかしたら大げさに捉えられていることがあるかもしれません。

せっかくガーナにいるのだから、それを偏見なくこの目でちゃんと確かめたい。

今はそんな気持ちです。


いつも読んでくれている地元の先生方、待っててください。

1 件のコメント:

Ayu さんのコメント...

すごく同感!!
貧困・飢餓のイメージとは全く別!でも、ほんのちょっと前まで内戦でたくさんの人が飢えていたというのも事実。
私はまだいまいちそこのギャップを埋められないというか、そういう苦しい思いを経験した人たちにアフリカのいろんな国にいる協力隊は接しているのだなーと考えていつも不思議になるなー。
昔のイメージと、今現在のアフリカ。過去を忘れちゃいけないけど、だからといっていつまでも昔のイメージを私たちも抱いていちゃむしろそれは偏見で、失礼だなーと思ってしまうよ。

チョコはマダガスカルでは高いよー。
絶対に安いだろうと踏んでいたからかなりショックー。