毎度のようにラフロードを走っていたその日。
いてて、今日は妙にお尻が突き上げられるなぁ、また始まったか。
そんなことを思っていたら、そのうちに自分の運転で気持ち悪くなってきて…。
体全体を上下に振られ、五臓六腑がシェイクされる感じ。
あれ、オレ疲れてんのかな、オエー。
アカチの都会な道に戻ってきても、オエーな感じはまだ続きます。
やっとそこで気づきました。後輪がパンクしていたのです。
というわけで、さっそくタイヤ屋さんに持っていったのですが、
雨が降りそうだった(実際に降った)こともあり、
その日は店にバイクを置いて出直しました。
次の日。教育事務所のスタッフに状況を話すと「よし、いっしょに行くぞ!」と。
いやいや、皆さん予定があるというのに、それは申し訳ないからと渋っていると、
スタッフから男らしく一言。
「オマエからバイクを取ったら何が残るんだ!」
…たしかに!(泣)
というわけで、スタッフ2人を連れて前日のお店へ。
そうすると、タイヤ屋のおっちゃんが一言。
「タイヤのチューブを違う店で買ってこい、したらいけるから」
アンタ、タイヤ屋だろ!とツっこみたくなりましたが、
正確に言えばこのお店は「タイヤをはめたり外したり空気を入れたりする屋さん」らしいのです。
この町には他にも「タイヤのチューブ屋さん」もあるらしいのです。
というわけで、てくてくと「タイヤのチューブ屋さん」へ。
お目当てのサイズのチューブはすぐに見つかりました。
(以下、甲:教育事務所スタッフ 乙:タイヤのチューブ屋さん)
甲:「で、いくらなんですか?」
乙:「10ガーナセディです。」
甲:「ウソつけコラ!てめぇこの日本人からボったくろうと思うなよ!アン!」
乙:「…8ガーナセディです。」
甲:「彼は日本人ボランティアだぞ、ボランティア!リスペクトしろ!」
乙:「…7ガーナセディです。」
甲:「オレなら5ガーナセディも出さねぇけどな!ほら、ファイナルアンサーは何だ!」
乙:「もう6ガーナセディで許してください、これ以上はお代官様あぁ!」
というわけで、当初のおよそ半額でチューブを購入し、
タイヤをはめたり外したり空気を入れたりする屋さんに戻りました。
はい、無事にはめていただき、難なく終了です。
チューブを売ってはめたり外したり空気を入れたり、なんなら他の調子も見てくれるような
そんな「バイクのことなら何でもやります屋さん」があればもっと便利なのにと思いますが。
どの町も同じかもしれませんが、
「扇風機のファンは直せます屋さん」「棺桶しか作らないこだわりの大工屋さん」
「テレビも炊飯器もありますが、アンテナ工事は別の所でお願いしますな電気屋さん」など、
なんだか妙に細かく分かれております。
いっこにしてくれーって思うし、それぞれの相場もわからないのでいちいち交渉も面倒です。
今日の教訓:生活に困ったことがあれば、ガーナ人に助けてもらおう
2 件のコメント:
新品のチューブをその空気入れる屋、はアッサリと傷つけて、パンク修理キットを使って、(しかもtwice)ようやく直して(?)くれた記憶があるな。
まぁ、かわいげのある奴だったので言い値で毎回払ってやってたけど。
すーさん!
なるほどなるほど。
自分もキットで直してくれるかなと思ったのだけど、大量の釘により裂傷が何箇所もあり…。
俺はどこで踏んづけたんだろう。
それはそうと、週末は日本酒友の会ですよ。
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