「そろそろ活動のこと書いたら?」と聞こえてきそうですが、もう少しいきます。
「ガーナの歩き方」第8回はカクム国立公園です。
前回のケープコーストからひょいっとずれた所にある立派な国立公園。
エコツーリズムをうたって運営されています。
「エコツーリズム」の定義はなかなか難しいようですが、
とにかく目の前の自然を壊さずに生かそうという姿勢は随所に垣間見えました。
エキシビジョンもとてもキレイで立派なものでした。
大道具やちょっとした仕掛け、色とりどりのグラフや写真などなど、
子どもも大人も楽しめそうな工夫が散りばめられています。
うっそうと茂る林を眺める窓には、動物の絵が仕掛けてあります。
「さあ、この動物さんはどこにいるかなー?」と自分でめくれるようです。
なんだか楽しそうでわくわくしながらスキップで近づいてみました。
さーてと、まずは… ん? どうやらライオンのようです。
2億年ほど前の、進化の過程のライオンを描いた学術的な絵にも見えてきます。
へー、ライオンいるんだ、すごいねーと思いきや…
「ライオンはいねえべ」と一蹴。
んだよ、期待させやがって! …なんて怒ったら負けのような気がしました。
気を取り直して、ゾウさんにいきます。
えーっと、ゾウさんは…
「だからいねえっての」 「なんでかって?さあな」
自分が子どもでこんなこと言われたら、おうちに戻って静かに泣きます。
期待を裏切ることもなく、この後も
「いねえべ」「知らねえな」のオンパレードでした。
ありがとう、ボクたちに世の中の厳しさを教えてくれてありがとう。
カクム国立公園の真骨頂は、吊り橋ツアー。
自慢の森林に張り巡らせた吊り橋たちを渡り歩き、自然を愛でようというものです。
女性と高所を前にすると下痢を催すティキンな私は断念しましたが、
いやー、なかなか楽しかったようですよ。
曰く、恋に欠かせない3つのingとはフィーリングとタイミング、そしてハプニングであり、
特にハプニングとは難しい要素だが、
この吊り橋ツアーはそんなラストピースを埋めてくれる絶好のアトラクションだと。
私としては、力説するこの同期メンズ2名が恋に落ちていないことを願うばかりです。
吊り橋で撮った写真の販売なんかもしています。
ほんと、全体的にはかなりしっかりしていてキレイな公園です。
胸のポケットに甘酸っぱいキャンディーを抱えているのなら、
こっそりとこの公園に誘ってみてはいかがでしょうか。
2 件のコメント:
全くもってブログの内容に関係ないんだけどね、森林がいっぱい茂ってる様を「うっそう」って表現を一番最初にした人ってすごいよね~
ちょっと間違えたら「うっそ!(嘘)」って おちゃらけた感じになっちゃうもんね。
Sakiちゃん!
そんなさきちゃんには、愛をこめて答えよう。
「あっ、そう」(うまい!)
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