ガーナで青年海外協力隊・22年度1次隊小学校教諭として活動しました。 公立中学校の英語教員として籍を置いたまま、現職教員参加制度を利用させてもらいました。 このブログが特にガーナや協力隊活動に興味がある方へ何か参考になればうれしいです。
2012年1月29日日曜日
チョコになる前のカカオを食べてみた
「ガーナの歩き方」第9回はアブリガーデンと呼ばれる植物園です。
この植物園、とにかくキレイな癒やしスポットでした。
まず、ゲートをくぐれば整然と立ち並ぶ木々がお出迎え。
木もれ陽とマイナスイオンを浴びながら「整えられた自然」を楽しみます。
ゴミが落ちていないという奇跡。
誰にもせかされず、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。
疲れたらベンチで休憩なんてこともできます。
こんな公園が家の近くにあったらどんなに素晴らしいだろうと思います。
さて、今回の大きな目標はカカオを見学すること。
英語で言うところの、cacao です。
ちなみに それはとーてーもー 晴れた日でー はCocco(コッコ)です。
はたまた あの頃はー ハッ! は和田アキ子(アッコ)です。
そんなことを考えながら散策するのですが、
どうやらあるはずらしいカカオの木が見当たりません。
見当たらない旨を係員に伝えたら、
「あるある、こっちだよ」と連れていってもらいました。
「ほらここ、カカオゾーンだよ」
「ほれ、カカオだよーん」
と、灯台もと暗しとはこのことかと言わんばかりに
カカオの木は普通に生い茂ってました。
さっそくカカオの果実、いわゆる「カカオポッド」を手に取ってみます。
中身はこんな感じ。カカオの種って白いんですね。
チョコレートは黒いのにね。知りませんでした。
左は緑色のカカオポッドで、まだ熟していないもの。
右は黄色くなっていて、熟しています。
自分にとってはなかなか珍しいものですから、
ワキャワキャと年甲斐もなく写真を撮りまくってしまいました。
さあ、実食です。
緑色の熟れていないカカオポッドの種は、なんだか味もそっけもない感じ。
黄色い方はヨーグルト風味というかライチのような甘酸っぱさというか、
なんだか爽やかな青春の味がしました。
しかし、この種子を発酵させてチョコレートにするなんて
なんだか想像できないくらいにかけ離れた味でありました。
せっかくガーナにいるのだから、もうちょっとカカオについて調べてみたいと思います。
整然とした自然もカカオも楽しめるアブリガーデン。
首都アクラのマディナステーションからトロトロに乗ってアブリに向かいます。
アクラから日帰りもできますよ、気が向いた時にふらりといかがでしょうか。
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