2011年3月7日月曜日

Vodafone is not to blame.

ネットが使えなくなってました、ごぶさたしております。

結論から言うと、もうバッチリです。


病気でもしたんじゃないかと気をもんでくれた心ある方から、

「ついに強制送還か」とほくそ笑むようなメールをくれた貴様まで、

余計な心配をおかけしました。どうもすみません。

でもね、きっとこういうことはあるよ、日本じゃないもの。


自分はvodafoneのモデムを使っているのですが、どうもこいつがおかしいんじゃないかと。

首都へ行く用事があったので、ついでにアクラモールのvodaofoneショップも行ってきました。

そういえば、首都アクラを歩くと頻繁にこんな感じのゴミ箱と出会いました。

お、いいじゃん。 こういうこと大事だと思うよ。



さて、vodafoneショップのお姉さんに泣きついたところ、

一生懸命自分のケータイのSIMと差し替えてみたり、となりのお姉さんと悩んでみたり、

ネットでエラーコードを検索したり、しまいには電話で誰かたぶんエラい人に確認したり…。


こんなに客のために笑顔でがんばってくれる店員さん、ガーナでは久しぶりです。

先日ある食材店で出くわした、「こっちはおつりがないからさ、ピッタリ出せよコラ」と

レジで座りながらケンケを食べてた無愛想なあのネーチャンに、爪の垢を煎じて…


なんてことを考えているうちに、ショップのお姉さんが申し訳なさそうな顔で一言。

I'm afraid you have NOT charged the credit...

いやいやいや、そんなことはないっすよ。

だって、私のデータ量はまだ3GB残っていて、4月1日まで有効なはず。


とは言っても、他に打開策がないのだから、とりあえずやってみることに。

そして…。


はい、フツーに元通りになりました。

データは4月1日まで残っているのだけど、通話料がとっくの昔に切れていたからとのこと。

「よかったですね」と優しく笑ってくれたスタッフ一同。

「そんな初歩的なこと、初歩すぎて気付かなかったわい」と誰も口に出さなかったスタッフ一同。

ありがとうを連発して、顔を赤らめながら店を出ました。

ほんと、みんないい人たちでよかったぁ。そして、壊れてなくてよかったぁ。


長々とした言い訳にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

では、今日のおさらいです。

「SIMにデータ量があっても、通話料がゼロならネットは使えない。」

こうして書いてみると、当たり前すぎます。

一瞬でも、「ガーナあかんがな」などと他人のせいにしようとした自分を反省します。


ちなみにこれが、vodafoneのモデム。

100セディくらいするのでしょうか。

1米ドル82円、そして1米ドル1.48ガーナセディの今日だと…、ん、いくらだ?

ま、自分はこれ、心優しきプリンスIからのもらいものですが。



SIMカードを、モデムの中に入れて使います。

そういえば、日本もSIMフリーになるんですか?

スマホ、AKB、前原大臣…最近のニュースがさっぱりになってきました。



80セディをトップアップしてちょちょいと指定の番号を選択すると、

通話料が変換されて、2カ月有効の5GBがSIMに入ります。

2カ月で5GB、自分はとても消費できずにいつも余らせてます。

vodafoneは「トップアップ70%くらい増量キャンペーン」(仮)をしているので、

月々の使用料は30セディもいきません。

それでも、われらボンビー隊にはバカにできない額ですが…。

他にもMTN、TIGO、Airtelなどの会社もありますから、

ガーナ隊は自分の任地の電波状況に合わせて選んでいるようです。


ネットがないならないで別にいいのだろうけど、やっぱり便利だなぁ。

さ、メール返そう。

2 件のコメント:

SPAM lite さんのコメント...

全部の会社の買っちゃえ。

Kofi Jun さんのコメント...

すーさん!

ネットはともかく、ダブルSIMとかにしちゃいましょうかねぇ。

どうっすか、米国は?
なんだか楽しそうだけど!
すーさんの写真、ほんとに三脚&タイマーで撮ってるの?