2011年3月24日木曜日

Patience meets Japan

私達は他人の幸せや喜びをねたむほど落ちぶれてはいない。

皆さんどうぞ我慢せず楽しい時は笑い嬉しい時は喜んでください。

私達も一日も早く皆さんに追いつきます。

(prayforjapan)


って、自分はこんなこと言えるだろうか…



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JICAのプログラムで3週間福岡で研修を受けて来た人が帰ってきました。

彼女は公立中学校の教師、海外は初めて。

最近彼女が興奮気味に教えてくれる日本での発見とは…


・町がきれい。だれもポイ捨てしない。

・電車が時間どおりに来る。

・ご飯の種類がたくさんある。

・緑茶が最強においしい。

・生の魚を食べられるのが、レベル高すぎ。

・日本の先生、生徒にあいさつする。すごい。

・なんで小学校に図書館があるの。

・大学で習った理科の実験を、中学生が普通にしてた。

・クラスの人数が少ない。絶対そのほうがよい。

・車いすの子どももいっしょに勉強できる環境に感動。

・科学館のプラネタリウムには、死ぬ前にもう一度行きたい。


と、とにかくいろいろ毎度うれしそうに語ってくれます。

自分が普通に暮らしていた風景を新しい視点でほめてくれると、

こちらも新しい発見をしたような気になるし、ちょっと胸をはりたくなる気分です。


特に小学校の充実ぶりには本当に驚いたようで、

「小学校は教える内容が簡単だから、先生をするのも簡単だ」というガーナ人の意見に

「小学校の先生こそしっかりやらなくちゃ、大変なことになる」と反論している自分に

「今ならジュンの言っていることがよく分かる、本当にそうよ」と援護してくれます。


まさに、百聞は一見にしかず。

また一人、強力な味方が増えました。

2 件のコメント:

セーゴ さんのコメント...

その方はJUNICHIの推薦だったのかな?そのような感想、そして強い味方として帰って来てくれる人材をしっかり射止めた貴方は素敵。
私も周りにも、年配の校長以外にそんな人がいつか現れることを願いつつ、でもそんな制度の前に自身で人を動かしたいと厚かましくも思いつつ。

Kofi Jun さんのコメント...

セーゴ!

JICAから枠をもらえて、教育事務所の人たちといっしょに面接をして決めた人なんだな。
いや~、ほんと日本に行ってよかったって連発してくれてて、うれしい限りです。
こういう人が自分の経験を還元できる場を設定しなくっちゃね。

そして、俺もこのガーナの経験を日本に帰ってからこんな風に話すことができるんだろうか?
最近慣れてきて目新しいとも思わなくなったし、むしろ怒れることばっかり目について…。

やだやだ、あかんの。あと1年!
お互いキープ坊主で!(笑)