今日行った学校の4年生には、11人の子どもたちが。
ずいぶんと授業に食いつきがよく、意見もよく出ました。
授業が終わってぐだぐだしゃべって、「じゃあね」と帰ろうとしたら、
わらわらと集まって腕をつかまれ「帰る前にお礼する!」と、11人で歌を歌ってくれました。
聞いたことないくせに、なんだかなつかしい響きの現地語の歌でした。
ああ、こうやって「みんな、やるよ!」っていうムードメーカー、必ず自分のクラスにもいたなぁ。
合唱コンや体育大会で定番の「ケンカ、女子泣く、そして誰か救世主現る」的なことを経て
うまくまとまっていたクラスも、そういえばあったなぁ。
うまく溶け込めず、人知れず泣いていた子もいたなぁ。
あの時のあいつやあいつは、元気にしているんだろうか。
高校に入って部活を辞めたいと言っていたあいつ、東京に行くらしいあいつ、
就職が決まったらしいあいつ、学校辞めて美容師目指すと言ったあいつ、
センター失敗したと言っていたあいつ、みんな元気だろうか。
去年受け持った学年はもうすぐ卒業、みんな元気だろうか。
目の前の子たちが何でもない授業にお礼をしてくれた。
そんなうれしい出来事が去年までお世話になった学校をふいに思い出させた。
あまりに突然で、ちょっとダメになりそうでした。
そして、今日もこのクラスに担任の先生は来ませんでした。
いないわけじゃなくて、来ないみたい。
今日はいい思いをさせてもらったけど、そんな自己満足に浸って
「よかれと思ってしていることも、実は本当の先生のジャマをしているだけかもしれない」
そんな可能性を疑うことを忘れちゃダメだな。
2 件のコメント:
最近のTAKETAKEGHANAは本当につまらん。
歌って、言葉とかわからなくても感動するよね。
中学校の合唱コンクール懐かしい☆
どこの学校も同じ感じになるんやね。
うちもそんな感じだったな~(笑)
そうやって思い出してもらえる、じゅんちゃんの生徒たちは幸せやね(^^)♪
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