1学期もそろそろおしまい。
小学校でも毎学期末のテストが行われます。
各学期末のテストは業者が作成したものを使用し、
その費用として生徒1人1セディ(70円しない)集金するそうです。
各期末テストの正答率合計が50%に達しない場合は、留年です。
小学校から留年なんて…。しかも50%って、厳しいような…。
というわけで、生徒にとっては進退をかけたテストです。
進退をかけて、カンニングに走る生徒もたくさんいるわけで、
先生たちも各学年を散らして同じ机に座らせない工夫をするのですが…。
後輩は先輩に聞く。先輩はそれに応じる。そして、その答えはだいたい間違っている。
その姿や、悲しすぎる…。正々堂々といこうぜ、ガーナの若者よ!
教室はとにかく生徒でいっぱい。机が足りない場合は、椅子を机がわりに。
地面で書かされるよりはマシか。
答えはマークシートに記入という、ちょっとニュースタイル。
ただし、答え合わせは先生が一人ひとりチェックする古きよきスタイル。
家に持ち帰って採点するという先生、お疲れです!
この日は英語のテストでした。
このテストの内容については、後日ガ英研担当に報告依頼しておきます。
3択ないし4択問題という形式や、その選択肢の作り方、
テストの内容をちゃんと授業で教えて、できていることを見届けているかとか、
ツッコミたくなるところは多々ありますが、
「評価」も授業を作る大きなポイントとして考えていけたらいいなと思うのでした。
日本での資料をざっと読み返しても、評価にまつわることはたくさん出てきます。
評価基準と評価規準、評価は次への指標、
評価は生徒をラベリングするものではない、
新たな学びへと生徒の背中を押すものであるべき、
生徒の評価は自分の授業の評価でもあると考えたら、
評価のタイミングはどうするか、
期末テストだけで成績を出してよいのか、
形成的評価を活用して生徒の学びをつなぎ、広げる、
…さ、オクラ煮よっと。
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