出会いの数だけ別れは増えるけど

先輩隊員が、任期を全うして帰国しました。

年度内に「１次隊」から「４次隊」まであるので、

基本的には３カ月に１回、「出会いと別れ」がやってくる協力隊の世界。


本当にいろんな人が集まる中での出会いは貴重だけど、

せっかく仲よくなれたところでのさよならは、やっぱりちょっと切ない。


今回は２０年度３次隊の帰国を見送ることに。

ドミを出発したのを見送って、「見送り隊」も空港へ。

空港そばのレストランで、最後の晩餐。

３０人くらいの大所帯。帰国隊員の人望がうかがわれます。

別れの感傷は一切なく、いつも通りバカな話で盛り上がれるのがいい。

「日本には何でもあるけど、このつながりだけは、ちょっとないなぁ」とすーさん。

口には出さないけど、みんなそう思ってるからこうして集まってるんですよ。

最後の最後でも、「じゃ、ちょっと行ってくるわ」くらいの雰囲気。

いつものように周りを明るくして、いつものように去っていく。

こういう感じで帰国できたら、本当にいいだろうなぁ。

「今まで楽しかった」よりも「これからが楽しみだ」の方が、なんかいいですよね。

異国の地で暮らした同士、また会えないわけがないです。

とりあえず、今日までお世話になりました。